浜辺にしては風の穏やかな夜でした。それでも夜半過ぎからは、海風に何度かバタバタとテントを揺らされて、目を覚ましたりウトウトしたりしているうちに4時過ぎ。だんだん寝転がっているのにも飽きてきたので、起きてテントを出ることに。さすがに夜明け前の冷え込みは11月で、ダウンを着こんで夜明けを待ちます。
真空の黒い空に、天の川が輝いてる夜から、徐々に青みがかった濃紺のグラデュエーションに。夜明け前の、このグラデュエーションは、完全な円状に空の色彩を変化させていくので、地球の自転で朝が来るんだな~、と宇宙のスケールのデカさを一番感じさせてくれる瞬間ですね。
つづく
南房総の朝 |
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