サファリ仕様に改造された2台のランドクルーザーに、つぎつぎとキャンプ装備が積み込まれていく。6泊7日の日程で、すべての宿泊は野外キャンプ。
今回のサファリツアーのゲストは8名。4名ずつランドクルーザーに分乗し、各車にドライバー1名、ガイド1名とコック1名が助手席に。
われわれ二人は、昨日にMoivaro Lodgeまで迎えに来てくれたドライバー、サイードの車に搭乗することに。同乗者は、日本への留学経験もあるタイ人のLee、サファリの後には3週間、タンザニアの小学校で英語教師のボランティアをする予定の、引退したアメリカ人教師のジェーン。
ガイドのデニスは、2台の車に一日交替で乗車することになっているけれど、ドライバーのサイードも、ガイドに関する知識の豊富さではかなりのもの。他のメンバーの紹介はまた後々。
参加するサファリツアーはIntoAfricaという会社の主催。ロンリープラネットやホームページでいくつかの会社を検討してみたけれど、フェアトレードを明確に謳っていて、動物サファリだけでなく、ローカルコミュニティーへの文化的なツアーが組み込まれているのも興味深そう。
出発直前、1週間前ぐらいにメールで問い合わせて、数日前にCITI Bankから海外送金など、かなり慌ただしいスケジュールだったけど、かなり迅速なレスポンスも好印象。
現地責任者のエミーから、昨晩受けたブリーフィングによれば、初日の今日は、一気にNgoroNgoroクレータまでドライブし、クレータ外周の頂きにあるキャンプ場で2泊するとのこと。
アルーシャの街中を抜けると、潅木がまばらに生える広大なアフリカの平原をひた走る。
途中でサイードが突然『ジラフ』と、遠くの茂みを指さす。まだ自然公園でもないのに?と思いつつ、よーく目を凝らすと確かに長い首の生き物が、茂みの陰からこちらを見ている。アフリカの平原だ~。
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