アフリカ旅行 草原のインパラ より続く
セレンゲティでの二泊もキャンプ。国立公園では人間の活動が厳しく制約されているため、ホテルなどの建物はほとんど存在しません。1万4763平方Kmの野生の王国のど真ん中、われわれがキャンプするDikDik Publick Camp Siteも、小さな炊事用の小屋があるだけの小さなエリア。動物の世界と、人間の世界の境は、草が刈り込まれているか、いないか、一歩またげば、キャンプ場の裏にはキリンや象が思いのままに暮らす場所。
周囲が100メートルにも満たないキャンプ場だけど、かといって一歩外にでると、腰ぐらいの高さまで草むらが茂っている。サバンナは平原が永遠に続いているけれど、5メートル先の草むらに何が隠れているか見えない世界。とはいえ、キャンプ場は風の音も聞こえないぐらい静かで平和な午後。
実はその夜、真夜中過ぎから急激に降り始めた雨によって、キャンプ場が水没、車の中で一夜を過ごすことになるのですが。
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